トリミングの協会にご興味をお待ち頂き誠にありがとうございます。
近年に始まったことではありませんが、ネットが普及しているため、トリミング中の事故の話をSNSでも度々お見かけします。
事故の発生は故意ではないとは思いますが、今のトリミング業界の在り方がそもそも事故が起きやすい環境なのではと疑問をよく抱きます。
トリミング中に落ち着いている子は確かに存在してはいるのですが、
店舗に来ているわんちゃんの全てが落ち着きがある訳ではありません。
そういった中で、事故のリスクを減らすために何が出来るのか。
一つのお話として、トリマーさんやわんちゃん達にも余裕が無い事が一つのきっかけになってしまっています。
その原因は何もサロンだけが悪い訳ではなく、飼い方や飼い主様の意識にも依存してしまうため、どの様にしたら根本的に改善されるかは難しいところです。
しかし、今の「トリミング」の在り方が見直され、
トリマーさんが余裕を持って仕事を行える様になった際に
わんちゃん達と初めて本当の意味で向き合える余裕が初めて出来ると思います。
トリマーさんは業務中に余裕があるかないかで言えば追われてしまう事が多いです。
例えば、作業中の時間が押してしまう、お迎え時間の制限など。
焦るトリマーさんと、そんな状況の中で感化されてしまうわんちゃん達は
落ち着きがなくなってしまい、セットになってしまうと「怪我のリスク」が跳ね上がってしまうのもまた事実です。
そんな状況を変えたく、ペット事業者様の皆様にお願いがございます。
どうか、トリマーさんが働きやすい環境への改善に力をお貸しください。
トリマーさんが病院さんやトレーナーさんと繋がれる環境が整備されていけば、
様々な問題に協力して対処できることも増えると感じています。
わんちゃん達の不要な事故を防ぐためにも、ご理解頂けましたら幸いです。
当協会の考える
ひと昔前は、わんちゃん達の立ち位置は「番犬」である事が大半でした。
時代は流れていき、わんちゃん達は「家の中」へと移り
飼い主様の意識は「家族の一員」であることがほとんどです。
そんな中で飼い主様は自身の愛犬である「家族」を預けるなら負担を減らしてあげたい。
ストレスや負担について考える飼い主様も激増しています。
そんな中で、「トリミングサロン」としての在り方も、綺麗にする事よりも「負担が少ない状態なら出来る限りで良い」と考える方も増えてきました。
そんな「負担について考えるトリミングサロン」が増えてきたら、日本のトリミング業界はより今よりも幅広く成長する事かと思います。
そんな「犬の負担について考えるトリマーさん」「犬の負担について考えるトリミングサロン」と
犬業界に携わる方がタッグを組めば、より良いペット業界へと変わることを信じています。
この先、そんな未来へと変えていくためにどうか、力をお貸し頂ければと思います。
繋がることで新たな文化や考え方も見出せる可能性もあるため、そんなトリマーさんやトリミングサロンが近くにあれば、何か一緒に活動してみるのも一つの手かと思います。
もし当協会に出来ることがあれば、ご意見をお寄せ頂ければ幸いです。
協会の活動に賛同し、応援して頂ける事業者様へ。
☆サファイア会員
当協会の「トリミング」に関する考え方の賛同を頂いているペット系店舗、動物病院様になります。
料金:月額 2,200円
こんな店舗様にお勧め:
「トリミングに関しても理解を深めている」と飼い主様に伝える事が出来ます。
☆特典
「日本慣らしトリミング協会発行 応援店ステッカー」
※当協会に加入している限りご掲示頂けます。